九州沖縄ツーリング ~11日目中編~

2017年10月12日~10月27日で愛車のYAMAHA YZF-R15で九州沖縄の旅に行きました。

台風は何とか過ぎたものの、余韻が残る強風の中で海辺に建てたテントに不安を感じつつ、11日目中編スタート!!

 

前回までのあらすじ!!

1日目 2日目前編 2日目後編 3日目前編 3日目中編 3日目後編 4日目 5日目前編 5日目後編
6日目前編 6日目中編 6日目後編 7日目前編 7日目後編 8日目前編 8日目中編 8日目後編 9日目前編
9日目後編 10日目 11日目前編 11日目中編  

 

 

沖縄最北端

テント建てた後はさらに北上して、沖縄本島最北端へ向かいます。

家出てから荷物を載せない状態のYZF-R15は初めてだけど、車体が軽すぎて逆に怖かった…

 

大きな風車の傍を通り

大きな風車

 

 

到着したのは沖縄本島最北端「辺戸岬(へどみさき)」

駐車場へ向かうと、HONDA SHADOW SLASHERが止まってた。

HONDA SHADOW SLASHE

よく見るとレンタルバイクのようだ。

沖縄では単車はほぼ見かけないので久々に自分以外のバイクが見られて嬉しかった。

ライダーは見当たらないけどどこか見に回ってるようだ。

 

少し歩くと展望台のような場所に「祖国復帰闘争碑」と書かれた石碑があった。

祖国復帰闘争碑

【祖国復帰闘争碑】
全国のそして世界の友人に贈る。 
吹き渡る風の音に耳を傾けよ。権力に抗し復帰をなしとげた大衆の乾杯だ。
打ち寄せる波濤の響きを聞け。戦争を拒み平和と人間開放を闘う大衆の叫びだ。 
鉄の暴風やみ平和のおとずれを信じた沖縄県民は、米軍占領に引き続き、一九五二年四月二十八日サンフランシスコ「平和」条約第三条により、屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた。
米国の支配は傲慢で県民の自由と人権を蹂躙した。
祖国日本は海の彼方に遠く、沖縄県民の声はむなしく消えた。われわれの闘いは蟷螂の斧に擬せられた。
しかし独立と平和を闘う世界の人々との連帯あることを信じ、全国民に呼びかけて、全世界の人々に訴えた。
見よ、平和にたたずまう宜名真の里から、二十七度線を断つ小舟は船出し、舷々相寄り勝利を誓う大海上大会に発展したのだ。
今踏まれている土こそ、辺土区民の真心によって成る沖天の大焚き火の大地なのだ。
一九七二年五月十五日、沖縄の祖国復帰は実現した。
しかし県民の平和の願いは叶えられず、日米国家権力の恣意のまま軍事強化に逆用された。 
しかるが故にこの碑は、喜びを表明するためにあるのではなく、まして勝利を記念するためにあるのでもない。
闘いを振り返り、大衆を信じ合い、自らの力を確かめ合い、決意を新たにし合うためにこそあり、
人類が永遠に生存し、生きとし生けるものが自然の摂理のもとに生きながらえ得るために警鐘を鳴らさんとしてある。

 

戦争時代、アメリカに占領されていた頃、本土復帰を祈願して立ち上がり、昭和47年の沖縄返還にを記念して建てられた記念碑だそうです。

 

 

 

自然の驚異

 

さて、ここは海面から数十メートルの断崖絶壁です。

海面から数十メートルの断崖絶壁

海面から数十メートルの断崖絶壁

見ての通り、海は台風の影響で大荒れ。

断崖絶壁に打ち付けられた波が大きなしぶきとなって高く舞い上がります。

 

 

間違っても間違わなくても落ちたら助からんやつ…

落ちたら助からんやつ

 

 

 

と、油断してたら数十メートルもある断崖絶壁を乗り越えた波しぶきが石碑を見ていた観光客を襲いました。

 

 

 

ざっぱーん!!

ざっぱーん!!

えぇぇ、海面から数十メートルの高さですよ、ここ…

 

 

断崖絶壁に建てられた石碑よりもはるか数メートル高い位置まで波しぶきがあがってきたのは物凄くびっくりした。

波しぶきでびしょ濡れになった人いたけど、幸いにもKenは石碑のおかげで塗れずにすみました。

不幸中の幸いだよ。

 

 

さて、バイクに戻って出発しようとしたら突然の雨!!

思わず駐車場横の屋根がある場所に避難。

屋根がある場所に避難

屋根あっても風が強すぎて雨が入り込んでくる…

 

 

 

気の迷い

少し雨宿りしたら雨はすぐ止んで晴れてきたので出発!!

晴れてきたので出発

 

 

そのまま進んでも良かったんですよ、そのまま進んでも。

 

 

しかし、こんな道があると行かざるを得ない。

 

 

 

 

ダートが入るとついつい無意識に入ってしまう

別に何があるわけでも無いが、ダートが入るとついつい無意識に入ってしまう。

 

 

こういうフラットダートをオフ車で走ったら楽しそう。

フラットダートをオフ車で走ったら楽しそう

 

 

余計なことしてたら突然の雨!!

余計なことしてたら突然の雨

 

いや、5月に長野県の白馬村に行った時にもう二度とYZF-R15でダートは行かないぞ、と心に誓ったばかりなのに半年も持たなかった。

 

 

雨ニモマケズ風ニモマケズ

さて、すっかり忘れてたけど昼ご飯食べてなかった。

と言っても食べる店とか無いのでどうしようもない。

 

とりあえず今晩の食料と酒を買出しに行く事にしたけど、最北端から一番近いコンビニまで…

 

 

21.5Km!!

 

 

という事で約30分弱でいけます。

天候は晴れたり小雨が降ったりと安定しない天候

天候は晴れたり小雨が降ったりと安定しない天候だけどまぁ問題ないレベル。

 

 

さっきの最北端からはだいぶ下がってきて海沿いを走ってます。

ファミリーマートに到着

特にこれと言ったことはなく、無事ファミリーマートに到着!!

 

 

 

最北端から20km南下した「沖縄本島最北端のファミリーマートです」。

正式名は「ファミリーマート奥間ビーチ前店」。

沖縄本島最北端のファミリーマートです

記念撮影するパネルがあるけど、微妙すぎる…

ここで食料や酒などを買い込んで、後はキャンプ場でマッタリするだけ!!

 

 

現在は島の西側、キャンプ場は島の東側へ渡ります。

 

 

しばらく走ってたら晴れてるのに雨降ってきやがった!!

晴れてるのに雨降ってきやがった!!

 

 

けっこう勢い強いぞ

 

 

と思ってたらトンネルが!!

トンネルが!!

 

 

助かった~

しばらくここで雨宿りさせてもらいます。

ここで雨宿り

 

 

10分ほど雨宿りし、雨は止んだけどまだ空は怪しい…

雨は止んだけどまだ空は怪しい

とりあえず行きましょう、また雨が降ってきたらその時はその時だ。

降るなら降ってみやがれ!!

 

 

と、調子乗ってたときです。

 

 

 

 

 

 

 

ざっぱ~ん!!

ざっぱ~ん!!

ざっぱ~ん!!

ざっぱ~ん!!

くぁwせdrftgyふじこlp

 

 

なんと波しぶきが道路を越えてきやがった!!

なんてこったい。

 

完全に油断してたわ。

 

自分自身だけならまだいいけど(よくない)、バイクに海水がかかるのは非常にマズイ、いろいろとマズイ。

しかしまだフルカウルなのは不幸中の幸いか。

 

 

これがハーレーだったらメッキパーツ剥き出しだらけだから悲惨なことになる。

しばらく洗車もできないから怖い…

 

 

 

 

と気にしてても仕方が無いので、波しぶきに注意しながら安全運転で行きましょう。

波しぶきに注意しながら安全運転

 

 

 

もうね、アクションカムが曇ってるように見えるんだけどこれは曇ってるわけでは無いんだよ。

 

 

 

波しぶきを被って乾いた後の塩

 

 

 

運転してたときは全くわからなかったけど後から確認してその酷さにびっくりした…

波しぶきを被って乾いた後の塩

波しぶきを被って乾いた後の塩

 

 

という事で、キャンプ場に戻ってきました。

キャンプ場に戻ってきました

 

 

 

 

今回の旅で初キャンプという事でウキウキの11日目後編に続く

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