エンジントラブルで漂流しかけた①

ゴムボートで釣りしてたら、エンジントラブルによりエンジンがかからなくなって漂流しかけたことについて書きます。

いつも通りに出船

9月30日(金)休みだったので1人で三重県の尾鷲でゴムボートを出したんだけど、特に違和感もなく一発でエンジンかかったので期待に胸を膨らませ、意気揚々と出航した。

 

この時はまさかこんなことになるとは夢にも思わなかった。

 

出だしは好調

1kmほどのポイントへ15分ほどかけて到着し、竿を出す。

30cmオーバーのエソとかオオモンハタとか釣れたけど、リリース。

 

1時間ほどして突然魚探にベイトの反応が出たので、ジグを落としたらフォール中に
ドンッ! と大きなアタリがあったのですぐさまフッキング。

ドラグが物凄い勢いで出るので、これは青物で大きいと確信!

これは逃すまい、と無理せず慎重にファイトをする。

5分ぐらいファイトし、ようやく魚の姿が見え、無事に釣り上げることに成功!

 

60cmオーバーのメジロでした、これは嬉しい。

 

さっそく血抜きして鱗取り、内臓等取って下処理もした。

基本的に、釣ったらすぐに下処理をして新鮮な状態にしてる。

これだけ大きいと下処理にも時間がかかってしまい、その間に100mぐらいボートが流された。

 

エンジントラブル発生

さて、下処理も終わったから釣りの続きをしようと思ってポイントに戻るため、エンジンのスターターロープを引っ張るが、エンジンがかからない。

あれ、おかしいな…と思ってガソリン量見たらほぼ無かったので、ガス欠かと思って給油。

給油後、スターターロープを引っ張ってもまだエンジンがかからないので、キャブまでガソリンが回ってないのか、と少し時間を置く。

その間少しずつ沖に流されつつも釣りを続けた。

 

10分ぐらい経って、再度スターターロープを引っ張っても
エンジンがかからない。

チョーク引っ張ってもかからないので、ここでかなり焦る。

ちょっと時間を置いたりしたけど
何回やってもエンジンがかからない。

 

これは不味い、とても不味い。

しかもどんどん沖に流されるから躊躇もしてられない。

 

という事で、オールで手漕ぎする事にした。

一応前には進んでるけど、沖に流されてる事もあるので時速1kmほどのスピードしか出ない。

いつの間にか出船した場所から約4kmほどの距離。

この調子だと戻るまで手漕ぎで 4時間 もかかるぞ…

しかし取り合えず時間はまだ午前8時、時間はあるので少しずつでも戻ろう。

 

という事で、頑張って数百mほど漕ぎました。

無理だろうと思いつつ、試しにエンジンをかけてみたら…

 

 

かかった!

 

 

歓喜とともに一直線に戻ります。

頼むから、戻るまではエンジンもってくれよ…

 

そして1.5kmほど進んだとこで再度 エンスト した。

やはりその後エンジンはかからず。

 

再度、手漕ぎで戻りながら時々エンジンをかけてみようと試みるが、ウンともスンともいってくれない。

 

という事で、必死に漕ぎながら10時半頃、なんとか出船場所に戻れたので良かった。

9月30日と言えど、まだ気温は30度近い気温で直射日光浴びながらほぼノンストップで漕いでたから死ぬほど体力奪われた。

 

余談だけど、フラフラになりすぎて岸に上がる時に海水被ってライフジャケット膨らんでしまった。

ボンベ交換2,500円コース… ( ノД`)

 

という事で、何とか戻ってきて休みつつ2時間かけてボート洗って撤収完了。

体力使い果たした後に、4時間かけて 家まで何とか無事に帰宅。

 

エンジン修理

エンジンを修理に出す事になるんだけど、調べてたら何と家から車で20分ぐらいのところに大阪で2店舗しかないHONDAの船外機を専門で取り扱ってるところがあったのでさっそく翌日電話した。

2馬力の船外機も見てくれるという事でさっそく持って行った。

状況を説明して簡単に見てもらったけど、詳しく調べないといけないという事で入院することに。

 

預けて帰った時に電話があり、プラグとオイルが真っ黒になってたらしい。

エンジン焼き付きの可能性もあるので、慎重に調べて対応したいとの事で費用少しかかるけど分解してもらって修理をお願いした。

 

久々のショア

修理までしばらく時間がかかるとの事で、その間は久々にショアで釣りをしてきました。

オチギスのシーズンでもあるので数は少ないけど、初めて20cmオーバーのキスが釣れて記録更新。

 

あとは、某漁港でサゴシが釣れた。

釣りしてた人はサゴシなんて釣れてるの初めて見た、との事。

 

あとは、別の日にエンジン付けず手漕ぎのみですぐ帰ってこれる場所でボートキス釣りとかエギングとかしたりもしたけど、釣れず。

 

 

修理完了

そして10月19日、ついに修理完了したと連絡があったので、さっそく取りに行く。

いろいろ問題はあったものの、トラブルとなった致命的な事は海水で塩が溜まった結果、ドライブシャフトの回転を阻害してた事が原因との事。

取り出した塩の一部、これで約半分ぐらい。

 

そして今回の修理で交換した部品。

 

焼き付きは無かったとのことで最悪の事態は避けられたけど、それにしてもひどい状況だったらしい。

ホワイトボードに図を描いてもらって親切に説明していただきすごくよくわかりやすかった。

 

今回の修理費の内訳と、問題の詳細。

釣り終わった後は、現地で水をかけて洗うなどしてたけどそれでも内部で塩が溜まってしまってたらしい。

水をかけるだけでなく、今後はエンジンの下半分を10分でもいいので水に浸けておくといいとの事でそうすることにする。

また、エンジンオイルは通常50時間の運転ごとに交換するのが目安で、6月末にエンジンオイル交換をしたんだけど、釣行回数が多いから、余裕で50時間過ぎてたらしくオイルが真っ黒になってた。

ランガンもするので1回の出船でもけっこうな時間運転してる事が多いから、毎月エンジンオイル交換してもいいかも。

 

ということで、日々のメンテをきちんとしてない事が原因でした。

ちゃんと手入れして使ってたら10年は使えるとの事で気を付けよう。

そして今回対応してもらったところで、年に2回ぐらいでいいので問題が無くても定期メンテしてもらうことにした。

 

日々のメンテって大事。

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