黄和田林道リベンジキャンプ ~1日目前編~

2018年2月24日

プロローグ

それは遡る事、2017年9月28日の話し…

忘れもしない黄和田林道キャンプ。

そう、KenとO先輩、しーちゃんとよっこちゃんの4人で挑んだ林道は工事による通行止めで断念せざるを得なかった。

 

諦めきれない我々はいつかリベンジする事を誓ったのであった。

 

 

 

そして5ヶ月の時が流れ…

 

 

再び黄色和田キャンプ場へ

ということで再度林道を攻めるべく、黄和田キャンプ場へ当時のメンバーが集結します。

2月という真冬にも関わらず、永源寺付近の気温は8度と高めです。

 

辺りは少し雪が残ってるものの道路に積雪や凍結の心配は特になかった。

125ccなので高速乗れない関係で家から3時間かけて黄和田キャンプ場へ到着。

 

キャンプ場も積雪は全く無く、キャンパーも全くいない。

このまま奥まで行きます。

 

 

到着すると、すでにO先輩としーちゃんが設営してました。

今回は残念ながら我々3人だけでよっこちゃんは不参加。

 

荷物を降ろしてとりあえず必要な物をガレージ・パーティ (快速旅団)内に放り込みます。

 

林道へ行く前にお昼ご飯。

ガレパ内は薪ストーブもあるので夜も安心。

ご飯食べながら本日の林道とその後の買出しや温泉をどうするか打ち合わせ。

 

リベンジミッション開始

昼ご飯を食べた我々はさっそく前回通行止め食らった林道へ向かいます。

KenはYAMAHA XTZ125

O先輩はKAWASAKI KLX250(前回はSUZUKI Bandit1250s)

しーちゃんはURAL gear up

 

準備が整い、出撃!!

 

林道はキャンプ場からすぐ近くだけど、入ると雪解け水などによりぬかるんで水溜りだらけ。

 

O先輩と我々2輪は水溜りの横などを器用に進んでるけど、3輪であるウラルは水溜りを避けようもなく豪快に水溜りに特攻します。

最初は恐る恐るゆっくり進んでたけど…

 

 

途中でしーちゃんの 頭のネジ が吹っ飛んでしまい

突っ込む

 

 

 

 

豪快に水しぶきを上げて泥水を躊躇無く突っ込む!!

 

それを後ろから見てるKenは爆笑。

 

しかし吹っ切れたしーちゃんはおかまいなしに進んで行くので、慎重に進んでるKenは追いつけなくなるほど。

まぁ、水しぶきがかからないように距離を空けてるというのもあるんだけどね。

 

 

リベンジ達成!!

さて、暴走するウラルの後ろ姿を爆笑しながら走ってると前回通行止めになってた橋に到着。

通行止めは解除されてました(当時の工事は9月末までだったので当然と言えば当然)。

 

3人でやったぜ、と喜びながらこのまま突き進みます。

 

しかしここからは別世界、水溜りだった道も雪で覆われてきました。

車が通った跡があり、今のところは問題なく進めます。

 

 

しばらくするとどんどん雪が深くなっていって車が通った跡も見えなくなる。

雪道を走るO先輩としーちゃん。

 

っと、だいぶ雪が深くなったところでウラルが雪に捕まりスタックした。

2WDにしてもタイヤが空回りして全く動けない状況になる。

こうなってしまってはもうどうしようもない。

 

KenとO先輩がヘルプに向かい、爆笑しながらウラルを手押しします。

まぁ、3人いるから笑ってられるけど一人でウラルで突っ込んでスタックしたら絶望的だよね。

と言いつつもウラルってわたくしが所有しているHarley-Davidson FXDLと車重って ほぼ同じ約330Kg なんだよね。

ウラルが軽いのか、Kenのハーレーが重いのか…

 

 

それはさておき、脱出してさらに進みます。

 

 

冒険は続く

だいぶ進んだところで道が全く見えないほどの積雪となり、さすがのO先輩もここで雪に嵌って動けなくなる。

 

 

O先輩
ここまでか…

 

 

動けなくなったKLXを放置して状況報告に来るO先輩。

 

 

KenのXTZ125としーちゃんのウラルはいったんエンジンを切ります。

 

3人で相談し、これ以上進むのは危険と判断してバイクはここで断念。

 

KLXもいったん戻しておきます。

 

 

雪中行軍

まだ時間はあるので、ここからは歩兵として自力で進軍します。

予想以上に雪は深く、歩くのでさえ困難な状況。

 

ズボッ

偶然油断して雪に膝まで嵌ってしまったしーちゃんを撮影できた。

 

しーちゃん
おい、撮るな!!

 

膝下まで積もってる雪中なのでペースはかなり遅く我々の体力が奪われる…

しかし歩けど歩けど雪道は続く。

 

 

休憩したところでGoogle Mapで位置確認。

しかし残念ながら電波は届かず圏外。

GPSで我々の現在地はわかるが、この先どこまで続いてるかは確認できない。

 

ただ、まだまだ先は長そう。

 

 

ということで残念ながらここで進軍を諦め戻ることにします。

雪が溶けたらまた来よう…

 

 

そう誓いながら引き返す3人。

 

バイクのところに戻り、来た道を引き返します。

 

 

頭から突っ込んだKLXはエンジンを掛けて動力でUターン。

 

 

 

しかし、後輪が雪を搔き回し…

 

 

 

 

しーちゃんを直撃!!

 

 

しーちゃん
ヤメロォォォ!!

 

 

さて、ここからはKenが先頭を走ります。

そしてアクションカムを後ろ向きにして撮影。

 

 

珍しいウラルを正面から撮影した走行写真。

 

林道を戻ってると、1台のオフ車とすれ違ったのでヤエー!!

カメラ後ろ向けなのでヤエーした瞬間は写ってなかったけどね…

彼はどこまで行くのだろうか。

とりあえずタイヤ痕から我々の限界はわかると思う。

 

 

さて、林道から国道307号線に戻りました。

もう1本気になる道があるのでここからは再びO先輩先導で向かいます。

 

その道は国道307号線から県道に入って進むんだけど、その県道に入った途端にこの有様。

 

 

とりあえずO先輩が様子見に向かいます。

 

あ、しーちゃんも行きやがった

 

 

しーちゃん
通行止め

 

んー、ゲートが無いので進もうと思えば進めない事もないんだけど積雪と凍結でこの先に進むのは危険と判断してここで引き返します。

 

後編へ続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください