「KORG KRONOS」と「AKAI MPK mini MK3」の連携

KORG KRONOS」に「AKAI MPK mini MK3」を接続して「AKAI MPK mini MK3」のPADをKRONOSのPAD機能として利用する方法について解説。
※以下、「KRONOS」「MK3」として表記

 

  1. MK3」をPCに接続して右上の「PROG SELECT」を押しながら、設定する任意のPAD番号を選択する。
    ※今回は「PAD3」の「BANK A」に設定する場合の説明
  2. MPK Mini III Program Editor」を開く
    BANK A」の 「PAD1 ~ PAD8」のCCに「51 ~ 58」として入力。
    ※今回は空きのCCとして「51 ~ 58」を使用。
    画面下の「PAD MIDI CHANNEL」でMIDI CHANNEL を選択する。
    ※ここでは「10」を選択。
  3. File」から「Send Program」をクリックして、今回割り当てる「Program 3」を選択して本体に設定したデータを転送。

    転送が成功したダイアログが表示されるので「OK」をクリック。
  4. KRONOS」と「MK3」をUSBで接続し、「KRONOS」の「GLOBAL」ボタンをクリック。
  5. Controllers」から「Controllers /Scales」をタップ。
    一番下の「PAD1 ~ PAD8」で以下を選択して設定を保存。
    ・PAD1:CC#051
    ・PAD2:CC#052
    ・PAD3:CC#053
    ・PAD4:CC#054
    ・PAD5:CC#055
    ・PAD6:CC#056
    ・PAD7:CC#057
    ・PAD8:CC#058
  6. Combi」モードで「Timbre Parameter」より「MIDI」を開き、「MIDI Channnel」にエディターの「PAD MIDI CHANNEL」で設定した数字に変更して保存。
  7. EQ/Vecter/Control」から「Pads」を開き、チャンネルを「10」にして、各PADに割り当てるピッチを設定し、保存。
  8. 右上の「CC」をクリック。
    ※必要に応じて「OCT」や「FULL LEVEL」をクリックしてONにする。

 

これで「KRONOS」のPAD機能を「MK3」のPADに割り当てができた…はず。

 

【注意】

KRONOS」を起動する度に毎回「MK3」の「CC」ボタンを押す必要がある。

これを忘れると、「KRONOS」で設定したPADの音が出ないよ。