2011年6月4日、突如どこかツーリングに行きたくなった。
しかしどこへ行こうか悩んだ末どこか人がいない山奥に行こう。
ただ山奥に行っても何も無いので廃墟とかそういうところに興味があったので行ってみたくなり、いろいろ調べました。
どうやら日帰りで行ける範囲に廃村があるらしい…
これは行ってみないと、という事でネットで調べてツーリングマップルに詳細なルートを書き込みいざ出発!!
大盛りカレー
出発して1時間ほどの国道162号線沿いにあるカフェ、カモノセキャビンに到着。
マスターが木こりをされててこのログハウスは何と手作りだそうです。
よくここのカレーを食べに来るんだけど注文するのは毎回大盛りカレー。
とにかく量が多い多い。
ご飯が握り拳よりはるかに大きい…
全くと言ってほど辛くなく、まろやかで美味しい。
辛いのが苦手な人でも食べられると思います。
お腹いっぱいになったのでここからは一気に廃村まで行きます。
Dragstarはオフ車…?
しばらく走り、廃村へ行くためのもう使われてないであろう道を進みます。
使われてないと思われるので、道はかなり荒れて整備はされてません。
アメリカンでこのまま進めるのか?
そして完全に ダート に入りました。
えぇぇ…
廃村に到着
何とかゆっくりゆっくり走り、時にはバイクを停めて徒歩で道の状況を確認しながら進みやっとの思いで到着しました。
おぉぉぉ、村そのものが廃墟になってる!!
ここから30分以上バイクで走っても人が住んでない山奥、当然携帯電話は圏外。
さっきのような道を走ってて突然こんな場所に出てくるのでびっくりですよ。
バイクを停めてここからは徒歩で見回ります。
※ここからは雰囲気を出す為、写真をノスタルジックな感じに現像してます。
川を挟んだ対岸に1軒、家がありました。
辺りを見回しても川を渡る橋は見当たらず、唯一見かけたのがこの2本の木。
しかし、これで渡るのは至難の業なので昔はこれが橋として渡れるようになってたのかもしれない。
いい感じに崩壊してて雰囲気抜群!!
中には家として形を保ってる建物もありました。
どれどれ、中はどうなってるのか…
いい、凄くいい
囲炉裏がある1部屋、今の時代とは思えないような生活観が何とも言えない哀愁さと懐かしさを感じさせた。
この空間だけ時代が違った…
家の裏にはお風呂かな?
これ、壁とか崩れて無いんだよね?
もともと壁とか無かったら露天風呂やん…ええやん…
その家からもう少し奥に進むと…
!?
な、何の骨だこれ…
大きさ的には中型犬ぐらいの大きさだけど…
襲われたのか、それとも餓死したのかわからないけど廃村に朽ちた骨…
これ以上の素晴らしい組み合わせは無いぞ…
再び村の方に戻るとさっきの家の近くに遊具があった。
数軒しかない小さな村だけど、子供がいたのかな。
遊具があるぐらいだから、1人だけではなく何人かいたのかもしれない。
そうなると学校とか行くの大変だったろうね…
改めて村の一部を撮影。
取り壊される事もなく、ただ自然に朽ちていくこのままの姿、日本の遺産としてこのままにしておいて欲しいね。
しかし、人が住んでたのはいつの時代なんだろうね。
ここはいったい何かしら?
雰囲気としては釜戸とか置いて米炊いてたような跡があるので台所?
しかしここも壁が見当たらない。
家の外側に食器が置いてあった。
家の中に置いてないという事はやはり外でご飯作って外で食べてたのかな?
ほうきと地下水をくみ上げる道具のような物もあった。
電柱はあったので電気は通ってたと思うけど、水道は通ってない…?
食器が置いてあった割と大きめの家の中はこんな感じ。
本当に何時代の生活なのか全くわからん。
さて、バイクを停めてた場所へ戻り少し登ったところにまだ何か建物がありました。
神社っぽい場所だ。
こんな小さい集落に立派な神社っぽい場所。
もちろん、ここも崩落してた。
狛犬っぽい石像。
先ほど見てた家がここから見える。
その神社の横にも家があった。
大きな家だけど神主さんが住んでたのか、寄り合い所みたいな場所なのか。
当時の寄り合って宴会をしてたのだろう、その時の酒瓶が残ってた。
先ほど撮影した場所の反対側から撮影。
やはり凄く広い家やね。
そんな感じで電波も届かない物凄い山奥の廃村を堪能しました。
ちなみに家の中を撮影しましたが、家の中には一歩も入ってません。
誰もいない廃村と言えども、誰かの所有物ではあるので断りなく入ると不法侵入になるからね。
あと、床が腐ってて抜けてしまったりいつ崩れるかわからないので危険です。
最後に、ここがどこかと質問いただいてもお答えできませんのであしからず…