ライダーの憧れの北の大地、北海道へ11日間かけてソロツーリング。
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～3日目（2004年9月1日）～
北海道最初の朝
けっきょく眠れなかった。
船で約23時間ずっと寝てたのと、ビールとソーセージ１本、じゃがりこしか食べてなかったので空腹だったのと。
限界だったので午前４時に出発。
となりに「なか卯」があったのでここで牛丼とうどんを食す。
さて、腹いっぱいになったら４時半。
まだまだ外は暗いが出発。
国道5号線に出ようとしたとこでマフラーの音がやたらうるさい。
というか、耳が痛い。
信号待ちで止まってみると
なぜかサイレンサーが
マフラーから半分飛び出している ではないか。
仕方ないので中に入れてボルトでしっかり止め、出発。
少しずつ明るくなってきた。
朝日も昇ってきてまぶしい。
国道5号線から国道275号線を経由して国道12号線に入ると
北海道らしい直線に入り、道も広くて走ってて気持ちいい。
今日は午後11時に中島公園という駅で友達と待ち合わせしているが
小樽から１時間ほどで到着 してしまいます。
現在まだ 午前5時半ごろ なので走ろう。
ずっと船で寝たきりなのでストレスが溜まってるのだ。
予定では国道12号線で三笠から県道・・・
じゃなくて
道道？
あれ？何かヘンだぞ？
ま、いいや。
さて、道道116号線を東に行き、国道452号を南下。
この国道452号線が走りやすく気持ちいい。
ちょっと立ち止まって小休憩。
どこにこんな教習所の指導員みたいな格好したアメリカンライダーがいる？
横に夕張川が流れてるが、何か汚い。
途中で国道274号線に入り、札幌に向かうがこの道も直線が多く広い。
マオイの丘公園という道の駅で休憩
なぜか自衛隊っぽい人が多かったのが謎だ。
あと、神戸ナンバーで車1台、バイク2台という編成で旅に来てる人達も。
荷物は全部車に乗せてという感じ。
そういう旅の仕方もいいかも。
さて、国道274号線を西に進み、札幌市内に突入。
いい時間にもなり、目的地に向かうためにコンビニでルート確認してたら、クリーニング屋のおっさんが話し掛けてきて
聞いてもいないのに行き方を教えられ
というか
強制的にルート決め付けられ
仕方なく進んだ。
ま、おかげで約束時間には間に合ったが。
22時5分ほどで友達が到着。
約3年ぶりの再会（3年前は大阪で会った）
久々に会ってガラにも無く緊張してしまい、会話が弾まない。
さて、とりあえず昼食を取りにイタ飯屋へ。
腰を下ろして落ち着くといつものペースに戻り、テンポよく会話できたｗ
食べ終わってからはいろいろ話をしながらまったりしてた。
話やら何やらいろいろしているうちに気付けばもう19時すぎ。
友達とはここで別れ、自分は石狩浜海水浴場のキャンプ地へ向かう。
それにしても半端じゃなく寒い。
これが北海道の夜か・・・
昼間で京都の夜と同じぐらいの気温だ。
道を間違えつつ、何とか到着。
が
受付時間は終了してて、キャンプ地へ入れず（20:00）
＿|￣|○|||
ガソリンも残り少ないので途方に暮れる間もなく。
本日の安息地を探さないと。
というか、近くのキャンプ場みんな受け付け終わってるみたいなんで
最後の手段、道の駅のベンチで野宿。
この寒さの中、正直不安はあるがこのままガス欠になって
のたれ死ぬよか全然いいや。
さて、国道231号線地方選81号線に入り
ひたすら東へ街灯もない真っ暗な道だが
フォグランプが大活躍してくれたおかげで道には迷わなかった。
途中、セルフのガソリンスタンドがあり大助かり。
油断して給油してたらいつの間にか満タンになってて
溢れてしまい
むっちゃ焦った。
何事もなく出発し、まずは国道275号線の「つるぬま」という道の駅に到着。
何か駐車場の真正面にベンチがあって目立ちすぎるので却下。
5kmほど走ったとこにもう1ヶ所「ハウスヤルビ奈井江」って道の駅に到着。
ここは大きくて広く、横っちょに屋根つきベンチもあるのでここで安息。
実は、道の駅に大きい建物があるんだが
トイレだけ解放されてた。
建物の入り口の入ったとこに1人横になれるほどのスペースがあって
建物の中はとても暖かいんだけど
先着者がいてその場所はもう取られてた。
寝袋に入ると意外と温かく、気持ちよく寝られる。
現在23:30
おやすみー
本日の走行距離352.4km
（計：453.4km）