2003年8月30日~9月3日:九州ツーリング4日目

2003年8月30日から5日間という短期間で高校陸上部時代の友人N君と一緒に九州にツーリングに行った時のお話し。

前回までのあらすじ

朝起きてみると…

 

野宿

ま、普通の公園ですわ。

 

今日も天気が良く、ここからは高速使わずに京都まで帰ることになります。

地図をみながら今日のルートを確認。<とりあえず本州目指して走る事に。

 

まだ早朝とあって肌寒く、ウィンドブレーカーなど着て走りますが

日が昇ってくると気温もどんどん上がり、暑くなってきます。

 

国道210号線から、県道52号線に入りますが、ここからは快適な山道。

 

順調に進んでたんですよ、道の駅で休憩しながらも。

 

迷子

しかし、途中でどこをどう間違えたのか、道に迷って思いっきり山の中に入りました。

 

 

迷子

どこやねん!!

迷子

爽やかに遭難しました。

 

 

ま、何とか道もわかり、再び軌道に戻り、何事もなくこの後は走れます。

 

本州まで後30kmぐらいのとこまで来たとこでまだ午前10時前です。

 

せっかく九州来たし、まだ時間あるのでちょっとどこか寄って行こうと

ツーリングマップルを見て相談した結果

 

福岡県は北九州市、平尾台にある「千仏鍾乳洞」へ行くことに。

国道322号線から県道28号線に入るんですがここからは峠になります。

そして観光客の老人がどっかの店の前にわんさかいておもっきし見られてました。

 

その周囲の目にも気にせずに我々はひたすら目的地へ。

 

これがけっこうなカーブと上り坂で30分ほど上がってみると北九州市が一望できます。

しかし、鍾乳洞はもっと山なのでさらに向かうと山の上なのにちょっとした村というか町があります。

 

標識通り、鍾乳洞へ向かうわけですがすごい霧というか、標高が高いから雲の中なのかようわからんけど

 

 

真っ白

真っ白

幻想的な道

を堪能しながらさらに奥へと進むわけです。

 

そして無事到着するものの駐輪場にバイクを止めてここからさらに急激な坂を下って鍾乳洞まで行きます。

 

はっきし言ってあの坂の角度は半端じゃありません。

しかも距離が長いし。

そして苦労しながらも下り、無事着いてみれば頭がびしょびしょです。

 

そう、この湿度100%的な状況の中、ずっと歩いてたので肌が潤いますわ。

 

さて、今日は平日という事もあって空いてます。

入場料を支払い、準備をします。

 

 

ん?何を準備するかって?

 

 

どうやらこの鍾乳洞、進む道が

川になってるからよろしく

 

 

 

だってさ。

何でも専用のスリッパや濡れてもかまわないジャージまで無料でレンタルしてるので

管理人はジャージとスリッパ、N君はスリッパのみレンタルして行くのであります。

 

雰囲気的にはドラクエの洞窟みたいな感じでいつモンスターが出てくるか

わからんような感じでなかなか楽しい。

kyusyu2003_41

しかしこれがまた水が冷たいんだよ。

めっちゃ透明度があってキレイなんやけど。

 

けっこう難関が多く、ところどころ深かったり、道が狭かったり

天井から水が滴ってたり、気分は

 

 

 

グーニーズ

 

 

 

しばらく行くとN君が宝箱を発見!!

 

 

「コマンド」

 

 

「調べる」

 

 

N君は宝箱を開けてみた!!

 

 

 

 

 

 

N君はひのきの棒をはっけんした

なんと、ひのきのぼうを手に入れた!!

 

 

 

 

 

・・・

って、どこでそんなん見つけたんだよ!!

 

 

この棒というか杖を頼りにさらに奥に向かいます。

 

基本的に照明がきちんと設置してあり、洞窟内は明るいです。

洞窟内

洞窟内

この鍾乳洞はいくつかのポイントがあり、そのポイントは名前が付いてます。

「つばめの巣」、「大石柱」、「奥の細道」、「養老の滝」など聞き覚えのある名前ですね。

 

ちょっと変わった名前は「地獄トンネル」、「蝙蝠城」なんて名前の場所もありますが、

 

 

 

一番おもしろかったのは

「巨乳」

 

 

 

 

 

ネタでも何でもありません、これがまた実在するんですよ!!

巨乳

ほらね。

 

 

 

さて、かなり奥まで来ました。

「地獄のトンネル」の1歩手前なんですが、ここで何と照明サービスが終わってるのです。

 

その先は真っ暗で何も見えませんが、道は続いてます。

ここまで来たので本当は最後まで行きたかったんだけど、さすがに懐中電灯も持たずに進むのは危険なので泣く泣く折り返しました。

 

帰りも同じ道を辿るのですが、奥の方まで行くと道が狭い狭い。

 

しゃがまないと進めなかったり、横向いてやっと通れるぐらいの道だとか。

ま、なんだかんだ言いながらも無事入り口まで凱旋。

 

外の世界
久々にみた自然の光。

 

鍾乳洞の中は寒かったものの、出てみるとその気温差はけっこうあります。

 

 

外に出て、アイス食べながらマターリとしてて

ジャージをレンタルしてくれた売店のおばちゃんに話しを聞いてみると

 

照明が無い先もそれなりに準備して行けば行ってもいいよって話ですが

あの先を進むには懐中電灯はもちろんの事

滝とかあるので普通の恰好で行くとずぶぬれになるから、カッパ着ていくか

いっそのこと水着で行くかどっちかじゃないと無理だね、と。

 

しかし、あの先に続く「地獄トンネル」~「第三の滝」まで行きたかった!!

とりあえず今回はもう無理なのでまた来る機会があればリベンジしようと思ってます!!

 

 

さて、鍾乳洞を後にし、ここから再び本州に向けて出発。

 

 

特に問題も無く小倉市に入ります。

 

時間も昼前なので交通量が極端に増え、途中N君とちょっとはぐれたりもしました。

 

しかし、無事合流したと思いきや、急に停まり出してバイクから降りたと思えば

 

 

ここは小倉競馬場

競馬ファンのN君

 

 

 

わざわざ停まって競馬場を撮影しに行きました。

平日なのでレースはやってなく、当然閉まってるわけですが

それでも嬉しそうな顔して撮ってました。

 

Kenは特に競馬には興味ないので待ちながらルート確認をします。

 

この先、九州の最北東、九州と本州を繋ぐ関門自動車道があるわけですが

その近くに人気名物ちゃんぽんがある店「若松屋」がツーリングマップルに載ってます。

 

ラーメン通の我々はこれを逃して本州に帰る事はできません。

 

という事で、給油も済ませ、れっつらごー。

 

着く寸前に関門自動車道の橋の下に来たので撮影。

本州との架け橋

あの先に見えるのが我々の住む本州なのだ。

 

さて、道に迷いながらも無事到着。

小さい店なので途中で見落としてました。

お昼

腹を空かせた我々は速攻入り、名物ちゃんぽんとやらを食べようと意気込んでました。

しかし、世の中そんな甘くはありません。

 

メニューを見ても噂のちゃんぽんがどこにも記載されとらん!!

 

 

店間違ったのかな?

 

 

いやいや、この名前の店はここしかないぞ。

 

 

ま、店員さんに聞けばわかるっしょ。

 

 

という事で、ツーリングマップルを見せながら

 

 

 

「この人気の名物ください」

店員「この季節はやってないんですよ」

 

 

 

(゜Д゜) ハア??

 

 

 

どうやらちゃんぽんは冬限定商品らしい。

ツーリングマップルに騙された。

後で抗議してやる。

 

と言っても始まらないのでとりあえずちゃんぽんは食えずとも飯は食えるのでそうめんを頼みました。

そうめん
意外と美味しかったです。ハイ。

 

腹いっぱいの我々はここからノンストップで本州に上陸。

ここからN君に先頭行ってもらって、橋を渡るのかと思いきやトンネルを通って本州に上陸。

 

Kenは任せていたからようわからんかったけど

気付いたら本州やった

 

 

というちょっと悲しい物語でした。

 

 

さて、本州上陸してから中国地方のツーリングマップルは無いため

とりあえずは広島県目的に走れるとこまで走る事に。

 

国道2号線を走ってますが、けっこうな渋滞でなかなか進みません。

途中でコンビニに寄り、休憩。

 

そのコンビニには何故かツーリングマップルが売ってたので

ラッキーと思いつつもゲッツし、2人で今日の寝床とルートを決めます。

 

決めたものの、あまりにもの交通量の多さと流れが悪いのでここらで脱線。

懐かしき国道9号線に入って渋滞を逃れます。

 

国道9号線は我々の家のすぐ近くを通るため、このまま走れば帰れますが

国道9号線は山陰線、つまり日本海まで抜けてしまうとかなりの遠回りになるので

途中で県道69号線を通りつつ、東へ進みます。

 

 

こんな道
こんな道や

 

 

こーんなとこ
こーんなとこ

 

山口県と広島県の県境に来た時はもう夕方です。

 

ここで本日のキャンプ地を探します。
ツーリングマップルに載ってる比較的大きいキャンプ場へ。

 

途中、コンビニやらスーパーやらで買出し。

 

そしてキャンプ場へ向かうにもやはり昨日同様、キャンプ期間は終了してて

キャンプ場は閉まってました。

 

もう辺りは真っ暗です。

 

とりあえずこれはもうどこのキャンプ場行っても同じだという事を察知し

このキャンプ場に来るときにちょっとした広場があったのでそこでキャンプすることに。

 

辺りに灯りはあるものの、その辺りは夏特有の虫が飛び回ってるし

ベンチは先客の野良猫に占領されてるので

地面がコンクリートのとこに銀マットを敷き、宴会スタート。

 

本州に入ってから予定以上に進まなかったので明日はどこにも寄らず、まっすぐ帰ることにしました。

 

でも、尾道ラーメンはしっかり食べます。

 

さて、寝てると何か頭のとこでガサゴソ聴こえるな~と思ってふと起きたら

野良猫にゴミ漁られてた。

 

予想外の猫にビックリした俺と突然俺が起きてビックリした猫

3秒ほど見つめ合いました

 

 

その後、ちゃんと整理してたら何事もなく朝を迎えられましたとさ。

 

 

本日の走行距離:326.5km

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