突然の拉致
夜、ネットしてる事多いです。
この日も夜中３時過ぎまでネットしてました。
さて、時間も時間なのでそろそろ寝ようかと準備してるとこに一通のメールが届きました。
誰やねん、こんな時間に送ってくるアホは・・・・
リーダーです。
一字変えず抜粋します。
けんぼう暇かい？
明日朝七時半に寝袋持参で京都ね。
つーくんと二泊で鳥取行きます
無理？
いやいや、無理っていうかアンタ・・・
っていうか、明日なの？今日なの？
あ、四時間後です！！
んなアホな！！
勘弁してください・・・
信じられない一言
さて、朝になりました。
朝10時前に1本の電話で目覚めました。
リーダーからです。
今京都、これから行くし
Σ(￣ロ￣lll) ｶﾞﾋﾞｰﾝ
とりあえず指示しました、ここまで来てくれと。
もうここまで来られると流石のKenも断れません。
合流するローソンまで行きましたよ。
見覚えのあるバイクが２台あります。
リーダー最初に何て言ったと思います？
うわっ、ほんまに来た！！
そりゃこっちのセリフだよ！！
芸術カスタム
さて、天気予報では朝まで降ってましたが、今日は晴れるという話です。
天気予報を信じたKenは長袖もカッパも持ってきてません。
邪魔なだけなんで。
ちょっとつーくんの荷物積みに手こずりながらも何とか出発準備完了。
ローソンでドリンク買います。
Kenはドリンクホルダーあるので完璧です。
リーダー、そんなもんありまへん。
なのに、５００ｍｌのパックのお茶を買ってます。
それをハンドルのとこに装備、しかもストロー３～４本ゲッツしてきて繋ぎ合わせて運転しながらも飲める様カスタムしはじめた。
ここまでくると芸術です。
さて、準備完了していざ出発！！
・・・と、思いきや峠でストップ。
積み上げた荷物のバランスが悪いつーくん。
なんとか試してみて積み上げ、再び出発。
しかし、荷物のバランスはそんなによくなくゆっくりゆっくり走ってます。
亀岡に入って１００均ショップに寄る事になり、一路アルプラザへ。
ここでキャンプに必要な物を探します。
ナベ、包丁、まな板、etc・・・
Kenは１７徳ナイフというのをゲット。
折りたたみ式でナイフやらドライバーやら缶切りやらついてるアレですね。
なぜか爪楊枝まで入ってる親切。
いらねぇよ！！
ということで、各自必要な物も買い揃え、いざ出発。
国道372号線
国道9号線は混んでました。
裏道を知り尽くしてる管理人は国道を避け、細い道を通りながらも空いてる道を選びました。
国道372号線に入れば快適ルート。
道も広いし、交通量少ないし、ストレートが多い。
このルートにリーダーもつーくんも大満足です。
途中でつーくんのグリップエンドが外れて飛んだ模様。
つーくんのグリップエンド、小さい割にはかなり重く、その後ろで走ってたリーダーに危うく衝突しかけたらしい。
あんなん当たったら大事故ですよ！！
まぁ、無事でよかったよかった。
国道372号線と国道173号線の合流する交差点のローソンで休憩。
ここでグリップエンドの修理。
さっそく買った17徳ナイフが大活躍
天気予報では晴れると聞いてたのに一向に晴れません。
むしろ、小雨がぱらついてます。
それに意外と寒い寒い。半袖ではちょっと厳しい。
そこで、時間も時間なのでここで昼飯を。
3人ともカップラーメンやUFO買って食ってます。
マッタリしたとこで出発！！
その後、城崎までは何の問題もなく順調に進みます。
リーダー
つーくん
情緒ある温泉町、城崎温泉
城崎に入りました。
途中、下校途中の女子高生らしき制服の女の子が数人歩いてます。
リーダー、嬉しそうに両手で手を振ります。
余裕で無視！！
Kenとつーくんはそれを横目に「プッ」って笑ってます。
そろそろ目的地の温泉街に到着。
古い町並みって感じでいい雰囲気ですねー
ここでお土産屋を覗いたり、途中でスーパーを発見したので今晩のキャンプの晩ご飯の買出しです。
いろんな食材を買い込んでますがこういうのって楽しいんですよね～
酒は後でキャンプ場の近くで買うことに。
準備も済ませ、再び出発します。
城崎駅前にて。
ここから目的の温泉までちょっと走ったとこにあります。
ツーリングマップルには
「大浴場の窓から日本海が一望」
と、書かれてあるので行かないわけにはいきません。
着きました。
何か海水浴場がすぐ近くで非常に賑わっています。
パトカーとかも数台配置してるほどです。
途中、警備員さんに温泉のある施設がどこか聞きます。
と、バイクを停めた時に若い連中が近づいてきました。
バイクに興味津々です。
しかも何故か何の断りもなくバイクを激写しはじめました。
それを横目にKenは警備員さんに道を聞いてます。
「あの～、ここの温泉ってどこですか？」（地図を見せながら）
「あぁ、それならそこだよ、そこ。」
と、警備員が指差したのは
目の前にある建物でした
いやいや、やられましたよ。
と、言いつつ、バイクを停めて速攻温泉に浸かりに行きます。
なんか海水浴場近いだけあって若い人が多いです。
早速風呂場へ。
そんなに広くなく、窓からも日本海は一応見えますが
海の家とか立ち並んでて「一望」という雰囲気ではなかったのでガッカリ。
でも、温まります。気持ちよいです。
基本的に管理人は温泉とか行くと最低１時間は浸かってるんですが、30分ほどでみんな出て、息つく間もなく出発。
本格キャンプ飯
キャンプ場までここから１０分ほどですが、周りに何もなさそうなのでこの辺で酒の買出しに。
キャンプ場に着いたのはいいが、ほとんど埋まっていた。
フリーテントは無理だったので常設テントを借りました。
しかし、雨で地面はぬかるんでて（他の場所は大丈夫やのに）けっこうキツかったです。
この時点で夕方６時を過ぎてたので早速晩飯の支度を。
今日のメニューはリーダー特製です。
牛肉のトマトソース煮
白ワインソースのパスタ
なんかキャンプっぽいメニューじゃないけど、本格的なご飯なのですごく楽しみです。
それぞれ準備に取り掛かります。
調理担当リーダー
火を焚くつーくん
Kenは何をやってるかって？
レポート書くための撮影係ですよ。
実は薪と着火剤、キャンプ施設の方から無料でいただきました。
本当は有料ですが・・・
ラッキー！！と思いつつ、やってみると・・・
薪が湿っててまったく火がつきません。
もうこりゃ飲まなやってられん！！
という事で飯が出来る前に飲みながら準備してました。
宴会！！
何とか火が着くものの上の網まで熱が届かず、けっきょく薪は使えずにカセットコンロでやります。
つーくんの1時間に渡る努力は無駄でした
かわいそうですね～
と、しているうちにパスタの方が完成。
「失敗や！！」
リーダーがおもっきり叫びました。
どうやら選んだ白ワインが間違ってた模様。
大丈夫でしょ、と言いつつ食べてみると・・・
たしかに微妙な味でした。
でも、なんか美味しいんですよ、これがまた。
やっぱこういう場所で食べてる、ってのもあるだろうけど。
ん～美味い！！
とご満悦のつーくん。
リーダーが横から胡椒を入れまくろうとしてます。
さて、トマトソースの方は時間をかけて煮込めば煮込むほど美味しいという事でもうしばらく待つ事に。
そうしてると、誰かが我々のテントに近づいてきました。
若い男性です。
歩み寄ってきた男性は何かを差し出してこう言いました。
「肉余ったんで使ってください」
なんと、牛肉１パックまるまるいただきました。
ついでにソーセージもいただきました。
世の中も捨てたもんじゃない、と感じた今日この頃。
お礼を言い、早速これを胡椒のみで焼きます。
最高に美味い！！
これで結構腹が膨れてしまいます。
もう眠くなってきたのもあり、トマトソース煮も食べることに。
これがまた美味いんですよ！！
リーダー見直しました。
じゃっかん胡椒が効いてて辛かったけど、最高です。
しかし、腹が膨れてしまったのはいいんだけど、余ってしまった。
もう３人とも食えません。
ということで、向かいの家族連れにおすそ分け。
その家族連れにも大好評です。
リーダー、あんたやるねぇ～
と、言ってると
「辛っ！！」
と、向かいの家族連れからもダメだし喰らったリーダー。
ちょっと凹みながらも就寝。
また明日に続きます。
