潮岬火祭りキャンプ2018 2日目後編

2018年1月26日
 
年明けは毎年恒例の和歌山県は潮岬キャンプ場で実施される年に1度のイベント 望楼の芝焼きを見に行きました。

ゆーひさんと潮岬周辺、世界遺産である那智大社へ行った後、再び潮岬のキャンプ場へ戻ります。

前回のあらすじ!

 

本州最南端の火祭り

キャンプ場に戻るとキャンプ仲間のヤマイモさんが来てました。

一緒に合流してこれからイベントを楽しむことになります。

 

お祭りが始まってて既に賑わってました。

火を放つイベント自体は30分程度で終わるので暗くなるまでは地元の踊りやお鍋が振る舞われたりいろんな行事が行われます。

 

毎年いただいてますが、無料で振る舞われるトビウオやいわしをすり身にしたつみれで作った名物「しょらさん鍋」をいただきに長蛇の列に並ぶ。

むっちゃ並んでるけど、回転が速いのでどんどん前に進みます。

 

謎のご当地ゆるキャラ

なんか列の横に突然謎の物体が近づいてきた。

クロマグロをモチーフにした まぐトル という名前のゆるキャラらしい。

ちなみにトルコの民族衣装を着ています。

なぜトルコなのか、というと大昔にトルコの船が串本町沖で遭難し、救助した事がきっかけとなり、串本町とトルコは姉妹都市になったそうな。

潮岬の近くの紀伊大島ではトルコ記念館やトルコ軍艦遭難慰霊碑もあります。

 

伝統の歌や舞踊

そのまぐトル君が紹介されるといろんな歌や踊りが始まりました。

 

串本節保存会の皆様による代々伝わる演奏と歌。

 

そして舞踊

 

小学生と中学生の姉妹かな、この女の子も毎年舞踊を披露してます。

 

ちょっと恥じらいを感じながら踊ってる姿が可愛い。

 

並んでる人たちを飽きさせないこの計らい、粋ですなぁ。

楽しんでると最前列まで来ました。

大きな鍋で作られたしょらさん鍋。

 

毎年いただいてますが、味噌味で美味しい。

もっといっぱい食べたいけど、無料で800人分振る舞われるのだから贅沢を言っちゃいけないね。

 

さて、一通り楽しんだ後はいったんテントに戻って火祭りが始まるまで休憩。

もうすぐ目の前一面が火の海になると思うとワクワクする。

 

消防車も待機、観客側やキャンプ場に火が燃え広がらないように事前に水を撒いてます。

これで準備はバッチリ!!

 

 

火矢射式

そうこうしてるうちにだいぶ暗くなり、いよいよ芝焼きが始まります。

芝焼きは、地元高校の弓道部が丘の上に上がって火を付けた矢を弓で放つ形で行われます。

主役達の登場!!

 

そして太鼓のリズムと共に次々と矢に火がついていきます。

 

どんどんどどん

構え!!(大きな歓声

 

 

放てー!!

 

 

 

大きな歓声と共に一斉に火矢が放たれました。

 

夕暮れのグラデーションをバックに空を舞う火矢は美しい…

火矢はきれいに見事な弧を描いて望楼の芝へ放たれました。

 

芝は乾燥しているのでまたたく間に火が燃え移って行くのが幻想的です。

 

そして第二弾の準備が始まります。

 

この構えてるシーン、最高に格好いいよね!!

 

矢が一斉に放たれましたが、1本は火が消えてしまったのが残念。

 

1射目の火と相まって火の輪が広がっていきます。

 

無事火矢射式が終わり、祝いの花火がドンドン打ち上がりました。

実は2年前までは打ち上げ花火でしたが、安全性により昨年から吹上タイプの花火に変更となってます。

 

 

燃えさかる潮岬

火はまたたく間に広がりますが、よく燃えるので燃え尽きるのも一瞬です。

矢が刺さった辺りは燃え尽きて真っ黒な炭状態。

去年より燃え広がるのが早い気がする…

 

しかし、この広い望楼の芝全体を燃やすにはちょっと火力不足。

という事で、地元の消防団の方々などが松明に火をつけて、全体的に火をつけていくのです。

そうなると一気に火の海となります。

 

さきほどの消防車が水を撒いたおかげで観客側までには火が回りません。

 

それにしても幻想的な光景。

 

松明で火を広げる人たち

 

方や、観客側に火が回らないように消防員の方が水を撒いてます。

いやー、これだけの火力があるとかなり暖かい!!

ゆーひさんもヤマイモさんもこの光景に興奮冷めず、ずっと写真撮影してたw

 

それにしても本当にテント張ってるすぐ側まで火が来るので椅子に座りながらのんびり見るのもありやね。

ちなみに昨年は温泉入って買い出しした後の火祭りだったから、ビール飲みながらこの光景を見てたけど、今年はこの後に温泉と買い出しに行くのです。

 

 

伝説のYZF-R6

ある程度燃え終わったので我々は温泉と宴会用の買い出しにバイクを走らせます。

本州最南端 と謳っている 串本温泉浴場サンゴの湯に到着。

バイクを停めようとすると、1台のバイクが…

 

 

 

SSにブロックタイヤ!?

 

なんだこのバイク…

 

 

とよく見ると、YAMAHA YZF-R6でした。

このバイクTwitterで見たことあるぞ…

 

と、ゆーひさん達とザワザワしてました。

 

 

 

あ、このバイク…!!

そう、知る人ぞ知るあの伝説のYZF-R6です。

何が伝説かというと、大晦日に北海道の最北端宗谷岬にて元旦を迎えるというイベント(?)があるんだけどただでさえ極寒なのにスパイクタイヤ履いてバイクで行く頭おかしい(褒め言葉)人たちがいます。

大半はオフロードバイクなんだけど、毎年その大晦日の宗谷岬の中に1台だけYZF-R6がいてTwitterのバイク界隈を響めかせています。

 

その伝説のYZF-R6がこんなところにいるなんて…!!

 

けっきょくタイミングが合わずオーナーさんとは会えませんでした。

 

また「宗谷岬 大晦日 R6」で画像検索でもしてみてください。

 

 

2日目の宴会

さて、買い出しを済ませた後はキャンプ場に戻ります。

戻ると火はすっかり消えていて真っ黒でした。

 

昨年は10人ぐらい集まっての大宴会ですが、今年はやはり大雪の関係で去年のメンバーは全員来られず、けっきょくゆーひさんとヤマイモさんの3人で宴会です。

かんぱーい!!

 

冷え込むので本日はカレー鍋!!

スパイスが効いてて身体が温まるぜ~

 

ガンガン薪をくべて燃やしていきますよ。

昨年12月にみんなこぞって買った携帯の火吹き棒、我々の界隈限定の通称 ゆま棒 で空気をガンガン送り込みます。

なぜ「ゆま棒」なのかは、おなじキャンプ仲間のゆまさんが界隈で初めて使い出したからその名前が付いただけで特に深い意味は無い。

しかしながら、伸縮できて指2本ぐらいのサイズに収まるのでこれは凄く便利です。

 

そして一気に燃え上がる炎、やはり焚き火は良い…

 

昨日ほどでは無いけど、気温は2℃と潮岬にしては極寒。

しずかでとても心地よいキャンプです。

 

という事で恒例のゆーひさん寝落ちしました、おめでとうございます。

 

明日も頑張って寒い中帰らないといけないのでそろそろ寝ましょう。

おやすみなさい。

 

3日目へ続く

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