キャンプ道具について
メーカーなどについてはそんなに拘らず、安くてコンパクトな物を使うようにしてます。
それよりも、キャンプしてみたいという人が参考になるようにこんなのがあれば便利だよ、という感じで独断と偏見で持ってるキャンプ道具を紹介していきますね。
キャンプと言えば焚火
焚火と言えばキャンプ。
星空を眺めお酒を飲みながら焚火で暖をとる、キャンプにとって至高のひと時ですね。
その焚火に関する道具を紹介していきます。
焚火をする前に…
まずキャンプ場で焚火をするときの注意ですが、焚火がOKか、直火がOKかなど確認しておく必要があります。
焚火が禁止の場合でも焚火台を使えばOK、という場合もありますがその場合は焚火台の高さが何cm以上という条件になってる場合もあります。
焚火がOKの場合でも、地面に直接炭や薪を置いて焚火するいわゆる「直火」が禁止のところもあります。
その場合は、焚火台を利用する必要があります。
あと、火の取り扱いには十分気を付けてください。
焚火台について
さて、今回は焚火台を使った場合での紹介をしていきますね。
まず焚火台とは、専用の台に薪を載せて燃やす道具です。
いろいろ種類がありますが、今回は持っている4種類のタイプをご案内。
まず、よく使われているスタンダードな焚火台。
4枚の板(ステンレス等)で囲った焚火台です。
とにかくコストを抑えたいという事で、とりあえず安いメーカーもよくわからん中国製のやつを買いました(※Amazonの写真にある下に敷く灰受けはついてきません)
買って届いた瞬間に察してしまうこの収納ケース。
中身を開けると、各パーツが入ってます。
組み立ては簡単で脚の骨組み、金属の板も広げて脚にはめ込みます。
小さい正方形の板と網は灰などが落ちないための板と、その板と薪の間に空気が入るように空間をつくるための網です。
上に載せてある網は肉焼いたりするための物なので焚火する分には載せる必要はありません。
レビューにはいろいろ残念な事しか書かれてませんが、まぁ個人的に使った感じでは2年以上は普通に使えたし、爆発もしませんでした。
国産でいいやつが欲しい場合はこの辺り使ってる人多いです。
このタイプはやはり丈夫で安定してるというところ。
網を置いて焼き物ができるという便利さ。
収納時もコンパクトになるので積載スペースもあまりとらない。
デメリットとしては重いのと、下に灰受けなどを敷かないと灰がこぼれたりします。
一応空気が入るスペースはありますが、空気が入りにくいという事があります。
次に紹介するのはこちら
さっきのタイプとは違い、足の上に網を張る簡素な作り。
網の上に薪を置くので下からも空気が入りよく薪が燃えます。
横風で灰が飛びやすいけど、下に灰が落ちる事もないしすごく使いやすい。
特殊耐熱の網もしっかり作られてて焼き切れる事はありません(老朽化により焼き切れる可能性はあります)。
もし、焼き切れたりしても網だけ替えが売ってるので安心できます。
デメリットは灰が飛びやすいのと、台になる脚の部分が長いので収納サイズは割と大きくなります。
うん、長いね。
あとは前述の焚火台と違って食料を焼く網などが載せられないので完全に焚火用となります。
次に紹介するのはもっと簡易的に利用できるソロストーブ。
煙突型の焚火台というよりも火おこしのための道具です。
煙突効果により、点火がしやすくよく燃えます。
これで火おこしをして、火おこしした薪を焚火台に移す、というやり方が本来の使い方なんだろうけど、収納サイズも小さいのでソロストーブとして利用するのでも十分OK。
ソロキャンパーに大人気のB6君
肉焼いてるだけ に見えますが
これもちゃんとしたソロストーブの一種です。
収納サイズは縦122mm、横181mm、厚さ18mmと超コンパクト(プチプチでわかりづらいけど
組み立て時も卓上サイズで主に炭などを入れられます。
専用のプレートを載せたら最初の画像のように炭火焼ができる上に手前が開くのでプレートを移動させずに炭の追加とかができる優れもの。
プレートを載せなければ多めに炭を入れたり、小さくした薪であれば入るのでお手軽に焚火もできます。
ただ欠点は炭とかで汚れていくと収納時にきちんと折り畳めづらくなるのでこまめにきれいにしてメンテナンスが必要です。
また、プレートが鉄でかなり重く、物凄く錆びやすいので買った最初はもちろんの事、毎回使用する度にシーズニングしないといけないので多少面倒ではある。
あと、初回仕様時は迷彩化しますw(写真左)
他にもいろんな焚火台がありますが、収納サイズなども考慮して選ぶといいでしょう。
【注意】
火の取り扱いには十分気を付けてください。
お湯を沸かしたりする時のガス缶を近づけたり、焚火台の周りに燃えやすい危険物は置かないようにしましょう。
薪に含まれる水分が水蒸気爆発でパチッとなって飛び散る事があります。
それが枯草などに燃え移る場合もあるので火消用の水も用意しておきましょう。
また、それが原因でテントやタープ、椅子などに穴が開く場合もあるので少なくともテントやタープからは多少離れた場所でやった方がいいです。
薪割り
焚火をするには薪を買ったり、場合によってはキャンプ場とかに落ちてる枝などを拾って燃やすわけですが、必ずしも焚火台に入る大きさにはなってません。
そうした時に薪を細くしたり、短くしたりする必要があります。
その為には刃物が必要。
落ちてる枝ぐらいであれば手で折ったりすることもできますが、薪を手で折るほどの腕力は持ち合わせておりませんので、ひ弱なKenは刃物を使ってます。
斧で薪割り
薪割りと言えば斧、斧と言えば薪割り。
これはホームセンターで買った1,200円ぐらいの安い斧です。
ハッキリ言って切れ味全然ないので振りかぶった勢いで巻き割ってます、一応割れます。
斧を振りかざした勢いで薪が割れるのはけっこう快感。
斧に詳しい知人によれば、ハスクバーナというメーカーの斧が推奨らしいです。
今の斧が使えなくなったらハスクバーナに買い替え予定。
ナイフで薪割り
斧だと重い上に大きいのでもう少し小さい道具にしたいところだけど、小さい斧だと軽すぎて割れない可能性があります。
そこで、斧では無くアウトドア用のナイフを使うといいでしょう。
安い上に切れ味がいいのでコストパフォーマンスは最高。
撮影しながらなので片手でスパスパ切ってるように見えますが、片手だけでは無理なので実際は余った薪などでナイフを叩きながら切っていくのが一般的。
斧で割ったような大きい薪もこれで割れます。
わたくしはどちらかというと、まず斧で大雑把に薪を割り、焚き付け用に細かくするためにナイフ使ってます。
いきなり大きい薪は火がつきにくいのでまずは火を起こすために小さく切った木を集めて火をつけます。
まぁ、着火剤とか使えば楽なんだけどこういったやり方の方がキャンプっぽくて好きなのです。
ノコギリで薪や枝を斬る!
1,000円ぐらいで買った安いノコギリです。
一応折り畳めるし、歯がダメになっても替刃売ってるからこれいいかな、と。
実際に使ってみたら新品だったというのもあると思うけど、さすが木工用と謳ってるだけあって今のところ切れ味は抜群です。
長い枝とか、薪を半分の長さにしたい時は斧やナイフでは割れないのでノコギリを使います。
【注意】
斧やナイフは通常持ち歩くと銃刀法違反で御用となります。
キャンプ道具を持って明確にキャンプするとわかる場合は大丈夫です。
また、刃物を使う際は軍手などをして取り扱いには十分気を付けてください。
手際よく火を起こせる人はカッコいい
最後に、薪に火をつける道具をご案内。
着火剤があれば便利ですが、火を点ける道具もいろいろあります。
これはまだ持ってないけど、ガスバーナーで一気に点けるのがお手軽です。
IWATANI製は最近出た新商品で、一般的なカセットガスで利用できるのでガスが切れても比較的入手しやすいのがポイント。
もっとコンパクトなやつにしたい、というのであればこれもお勧めです。
ライターっぽいですね。
火が出る部分は伸びるので安心です。
また、ガスで補充できるのでガスが無くなった時は普通のガス缶で補充できるのがいいね!!
その分、このタイプのガスは寒さに弱いので気温が低いと火がつきません。
そういう時は手で温めてあげましょう。
最後に、化学反応で火を起こす方法。
これはガスが無くなったり、火を起こせなくなった時の最終手段です。
ピントが合わなかったのは許して…(;´・ω・)
左側の丸い棒がマグネシウムになっていて、隣にある鉄の板で紙など燃えやすい物の上に丸い棒を削ってマグネシウムを粉にします。
その粉に向かって今度は丸い棒をその板でこすると火花が散るのでそれでマグネシウムの粉が燃えていくという何とも原始的な方法です。
これで火を起こすにはコツが必要で練習しておかないとなかなか苦戦しますよ。
両手を使うので火おこしする時の写真は無いけどその辺りはYoutubeなどの動画サイトで「ファイアースターター」で検索したら使い方の動画たくさん出てくるのでそちらを参照してくださいな(他人任せ
という事で、これは最終手段です。
ただ、複数人でキャンプする時にこの方法で火を点けるとプロっぽく見られます(なんのプロか知らんけど
最後に
火や刃物、といった危険はありますが、それでもやはり寒い時季の焚火は欠かせません。
取り扱いは最大限に注意して火傷や怪我をしないように気を付けて楽しい焚火ライフを送ってくださいね。